DATE: 07/23/2012 20:42:42

それで、、

糖尿病で失明寸前だったカバゴンさん(阿部進氏)、、

一日25gの塩と5リットルの水を飲んだとのこと、、

※気温が平常時は3.5リットル
※気温が35℃を超えると5リットルとのことです。
※前提条件として糖尿病が酷かったこと。

つまり1リットルの水に5gの塩を入れた塩水飲む訳です、

コップ一杯200ミリリットルでしたら、1グラムですから、ひとつまみ以上の塩ですかね。
※一日2リットルでしたら10gの塩です。

そうしたら、血糖値が下がったと言う事です。

※カバゴンさんの実践した三木療法は、糖質制限食・運動・塩水の飲用のセットです。

ただ現在でも、厚生労働省は「1日の塩分摂取量を1日10g以下」と定めていますが、

基本的にこれは元専売公社の「食卓塩」を基準にしているからだとか・・言われますけど、、

実際は塩を摂らせない為の陰謀ですね。

減塩することでキレやすい国民になる。

つまり政治的には特段陰謀論トンデモ話でもないのです。

で、

カバゴンさんは、この塩水飲用で四日後に肌つやがかわり白髪が減ったと言う話です。

三週間後の眼科での診断では視力が回復してきたという結果を出したのでした。

ともかく極端ですけど、糖尿病で失明寸前、、という前提条件です。

で、塩ですね。

塩分の摂りすぎは高血圧になると言う理論は、、

アメリカから来ています。

結構乱暴な理論で。

昭和29年にダール博士は、疫学的に脳卒中の高い発症率を示す東北地方のその原因が、、

漬物や塩鮭をたくさん食べる高塩分の食生活から、食塩の摂り過ぎが原因ではないかとしたのですね。

で、糖質の観点から行くと、、

東北地方と言えば「米」です。

糖質を多く摂り、高血糖の結果血管内壁を傷つける→脳卒中、、もありうる訳です。

ダール博士の後、、

今度は、アメリカのメーネリー博士によって行われた実験で、、

10匹のラットに毎日通常の20倍の食塩を6ヶ月与えた結果、

4匹が高血圧になったということでした。

これが「食塩を摂り過ぎると高血圧になる」ということで世界に広まった訳です。

このラットに与えた食塩の量は、20倍。

人間で言うと厚生労働省推奨の10gからいくと1日当たり200g。

減塩していない方なら、300~400gに相当するものです。

その20倍の塩を与えて4匹が高血圧になったと言う事で、、

後の6匹は正常だったみたいですから、、

これは理論として成り立つのか?と疑問です。


そういう暴論から塩の摂りすぎは高血圧の元と洗脳され、、

今日まで減塩運動を強いられてきた訳です。


取り敢えずこの辺で。