外交のためと言ってみても結局、米国のためでしょ、としか言いようがありません。米国が勝手にイランとの核合意を離脱してしまった、というより破棄してしまい、関係各国にイランに圧力を掛けろ、というように世界に向けた恫喝行為で、日本の指導者安倍氏は、ただただ従うだけでした。石油の輸入量を極端に減らしたことは関係悪化につながるのはむしろ当然のことです。

 そればかりかトランプ氏は、イランのスレイマニ司令官を殺害するという野蛮な方法で攻撃しておきながら、それに対して報復でもしようものなら、さらに報復するなどという道理に適わないことを平気でやっていました。

アメリカがイラン核合意意を離脱したのは、、

イランが韓国から横流しを受けたフッ化水素で核濃縮を行っていたからで、、

その証拠が固まってきたので、、

韓国をホワイト国から外し、、

ただ漏れしていたフッ化水素を止めた。

そういう流れです。

そして、、

スレイマニ司令官殺害は、、

野蛮な方法で攻撃とありますが、、※笑うトコロです。

イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」を率いるスレイマニ司令官は、、

シーア派イラク政権をコントロールして、、

イラク領内のアメリカ軍を攻撃していた。

イラクで何が起きたのか、公開情報で時系列に見ていきます。
 
2019年10月以降、イラクで米軍が駐留する基地に対する攻撃が多発しました。
 
バグダッドで10月2日、タジ空軍基地で10月28日、バグダッドで10月30日、アサド空軍基地で12月3日、バラド空軍基地で12月5日、バグダッドで12月9日、12月12日、ロケット弾などでの攻撃がありました。
 
アメリカ人には被害はなかったもののアメリカはソレイマニ司令官の関与を主張。
 
12月27日、対ISIL有志連合が駐留するイラク中部キルクークのイラク軍基地にロケット弾30発以上が着弾し、米軍が契約する民間人が1人死亡、米軍兵士4人とイラク治安部隊2人が負傷しました。
 
29日、アメリカはこの攻撃を含む米軍への相次ぐ攻撃を行ったとしてイスラム教シーア派の武装組織カタイブ・ヒズボラの拠点5カ所(イラク西部3カ所及びシリア東部2カ所)へ「防御的対応」として精密攻撃を実施。
 
12月31日、カタイブ・ヒズボラに対する米軍による攻撃に反発したイラクの民衆がバグダッドにあるアメリカ大使館を襲撃し、大使館の建物が損傷し、米国務省はイラク在住のアメリカ国民に対し、イラク国外への退去を要請。
 
アメリカは、イランと関係の深いシーア派民兵組織がデモを扇動し、デモの中に民兵組織の制服を着た構成員を確認したと主張。
 
同日、大使館防護を目的にクウェートから海兵隊を緊急展開するとともに、エスパー国防長官が空挺師団から一個大隊(約750人)を緊急展開する計画を発表。
 
1月2日、エスパー国防長官は、イランとその代理勢力がアメリカへの攻撃を実施する兆候がある、局面は変化し、米軍はイランへの先制攻撃を辞さずと警告。
 
1月3日現地時間00:30、ソレイマニ司令官の搭乗機がバグダッド国際空港に着陸。司令官は車両に乗車。
 
空港を出発し、貨物ターミナル付近を走行しているところに米無人機から発射された誘導ミサイルが命中し、司令官は死亡、同乗していたカタイブ・ヒズボラのムハンディス司令官も死亡。
 
3日、トランプ大統領が、戦争を開始するためではなく防ぐための攻撃だと主張。
 
同じく3日、イランの最高指導者ハメネイ師は3日間の喪に服すこと及びその後の報復を宣言し、イランの国連大使は国連事務総長宛ての書簡で自衛権の行使を示唆。
 
1月4日、バグダッド市内のアメリカ大使館が所在するグリーンゾーンにロケット弾2発が着弾しイラク人3人が負傷し、さらに米軍が駐留するバグダッド北部のバラド空軍基地にロケット弾3発が着弾。
 
トランプ大統領はイランが報復すれば、アメリカはイランの重要な施設52カ所を攻撃すると警告。
 
米国防省は、中東地域に米軍3000人を追加派遣すると発表したとの報道。
 
1月5日、ハメネイ師の軍事顧問がイランは米軍施設に直接報復すると発言したとの報道。
 
イランは核合意の濃縮能力に関する制限を遵守せずと表明するもIAEAとの協力関係は維持する旨を発表。
 
5日、イラクの議会は米軍その他の外国部隊の撤退を求める決議を可決。
 
1月6日、テヘランでソレイマニ司令官の葬儀が行われ、国営メディアは数百万人が集まったとの報道。
 
イラクのアブドルマハディ暫定首相は米大使に対し、駐留部隊の撤退への協力を要請。

1月8日(日本時間)、イランから発射されたミサイルが米軍及び有志国も駐留するアル・アサド及びエルビルの二つのイラク軍基地に着弾。イラン革命防衛隊は、地対地ミサイルの発射を発表。

 
日本政府は情勢の分析を進めると同時に、今後の変化を見極めるべく努力をしていきます。

こういう時系列のニュースはマスゴミからは出ていない。

「野蛮な方法で」、、という表現が本当にプロパガンダ臭くて笑ってしまう。

そもそも、、

スレイマニ自身も、アメリカに対してロケット弾攻撃を何度も仕掛けている訳で、、

スレイマニがロケット弾で死んでも、、

お互いに同じことをしているんです。

戦争に綺麗も汚いも無い。

こういう、、恣意的な表現で、、一方を悪く言うのが、、

左翼系活動家です。


防衛大臣がTwitterとかで時系列を知らせないといけないほど、、

日本のマスコミはゴミ化している。

中国共産党やテロ組織の手先になっているというコトです。



取り敢えずこの辺で。