DATE: 05/27/2013 23:17:37

合気は霊術なのか?

ちょっとコアなオタクな内容かもですけど、、

相手を一瞬にして無力化すると言われる「合気」ってのが、、

※「合気」は合気道の事ではありません。現在の合気道の中に「合気」はほぼ無いです。「合気」のようなものが伝わるのは、、大東流合気ナントカ系、、かもですね。


で、、

それは、要するに「何か超能力的な神秘的な霊術なのか?」という部分。

結論から行くと、、

私的には、、ノーで、、

霊術ではないし、、

「物理的な技術」です。

ことさら神秘的な力にしたい向きはあるかもですけど、、

超能力では決して無い。

大抵の「合気」をかけるとき、、

掴みかかりに来た相手に自分の手を力いっぱい握らせる。

その力ででもって、掴みかかってきた相手が浮き上がり、吹き飛び、転がり、固まるんですね。

掴みにくる力に比例して、仰け反り具合も吹っ飛び幅も大きい。

その理解があれば、、

こちらが掴み手で、相手が「合気」をかけようとしてもかかりません。

物理的な表現をすれば、、

双方の軸の中心の精緻な側が勝ちます。

つまり合気が相手に掛かる為には、自分が相手より、より精妙精緻の一点になっていることです。

どちらに中心を捉える感覚があるのか?です。

中心を捉える感覚が掴み手側にあれば、掴んだ手を通して相手を動けなくしてしまいます。

その感覚の理解があれば、、相手と会えばどちらが相手より精妙精緻かお互いに感じます。

どちらに、より精妙精緻な中心点(中心軸)があるのか?

それが判るので、立会いして、剣を交えずに、相手より劣る側は「参りました」と言えるはずです。

無益な試合は起きない。

それがわからない手合いは「いざ勝負」と刀を抜いて、結果として斬られて死んでしまいます。

で、、

投げるとか飛ばすではなく、、

「固まる」、ってのは、、仕掛けてきた本人の力で固まります。

技としては、相手に自分の両手を取らせる。

両手で力いっぱいこちらの手を握りに来る。

その左右の手と身体の力点を一つにすっとまとめてやれば、相手は自分の力で自縛して動けなくなる。

簡単に固まります。

別にこれは金縛りでもなくでもなく、単なる物理学になるかと、、思いますね。

ただ、相手が精緻であれば、こちらがまとめる力点の一点が相手の点より小さくならないので、、

固め技もかかりません。

結局は、相手と自分の差、相対的なものなんですね。

で、、

空海と共に密教伝来で伝わった「不動金縛り」ですけど、、

これは、霊的な存在の捕縛、、肉体的な存在の捕縛、、両面あります。

私は、肉体的に「金縛り」をかけられたことは無いので、、

生きた人間に掛ける不動金縛りの是非は論じる立場にはありません。

んなもん知らねー、、

つまり「解らない」って事です。


ただ、「霊的な存在の捕縛」って部分は私には日常的な部分ですので、、解るつもりです。

なにやらちょっと不思議系の話にもなりましたが、、

まとまらないので、ここらで終わりにします。



取りあえずこの辺で。


※この記事はシーズン1の加筆再掲です。

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