メーカーに勤務する30代の女性会社員・Aさんは、値引き品を見つけると、「“戦利品”を獲得できたと、嬉しくなる」タイプだと自己分析している。しかし、そのことを女友達に話したところ、価値観の違いが露呈し、距離を置くようになったという。
「コロナ禍で自宅で食事を作る機会が増えるなか、スーパーのお惣菜が大助かりで、なおかつ値引き品だと『お得だよね』と何気なく口にしたんです。すると、彼女から『すごい、よく買えるね。恥ずかしくない?』と言われてしまいました」(Aさん)
さらにAさんの女友達は、「SNSに値引きシールが付いた商品を投稿している人も意味不明」で、「値引き品を買っている男性とは付き合いたくない」と言ったという。Aさんはドン引きするも、「そういう考えもあるよね……」と、作り笑顔でその場を凌いだ。
「その価値観にびっくりしました。スーパーで働く親戚に話したら、『買ってほしいからシールを貼っているんだけど……』と困惑していましたけど」(Aさん)
つまりエコなんですよ。