イスラエル・ネタニヤフ首相は地上作戦について、「長く困難なものになる」と述べています。欧米メディアは、「全面的な地上侵攻ではなく、時間をかけて少しずつハマス側の勢力を削っていく手法を取っている可能性がある」と分析していて、地上作戦が今後長期間続く可能性が出てきています。──一方で、ハマス側はどういった動きをしているのでしょうか?ハマス側は徹底抗戦の構えで、28日も、ガザ地区からイスラエル国内各地に相次いでロケット弾が発射されていて、一部は撃ち落とされずに着弾しています。ガザ地区での戦闘が激しさを増すことで、ロケット弾による報復攻撃も激化する恐れがあり、双方でさらに犠牲者が増える懸念が高まっています。こうした中、ハマス側は、「イスラエルで投獄されているパレスチナ人全員を解放した時のみ、全ての人質を解放する」と人質解放の条件を提示しています。しかし、戦闘が激しさを増す中で、人質解放の交渉が進展するのか、見通しは立たないままです。
ハマスのテロ行為は絶対に容認されるべきものではないのだが、イスラエルが仮にガザ地区を制圧したとしても幹部連中は逃げおおせている可能性もあるしハマスは壊滅できないのでは?その中でまた多くの関係ない犠牲者が出るこの地上作戦に何の意味があるのだろうか。イスラエルに対する怨みや反発が強まるだけなのでは?