風雨が強まる中、職場で帰宅を指示されたといい、取材に応じた父敏正さん(56)は「台風の夜になぜ帰したのか。掛け替えのない息子を失い、本当に悔しい」と話した。

 敏正さんによると、涼平さんは台風が迫る12日、勤務先の小高交流センターで避難所開設作業を担当した。上司から「翌日の出勤のため」と帰宅を指示され、13日午前0時半ごろ退庁。約10分後に「車が水没し、脱出した」と職場に連絡があったのを最後に行方不明となった。

 自宅にも「今から帰るから、玄関の鍵を開けておいて」と電話があったが、午前5時40分ごろ自宅近くの農地で遺体が見つかった。かっぱ姿で、目立った傷はなかったという。

遺体が発見された日、門馬和夫市長が自宅を弔問に訪れたが、「なぜ台風の夜に帰宅させたのか」という疑問が拭えなかった。「何を言っても帰ってこないし、本人が一番悔しいと思う」と話した。 

先ほどニュースで「お葬式」だったようで、、

避難所設営作業
午前0時半退庁
「今から帰るから、玄関の鍵を開けておいて」と自宅に電話。
約10分後に
「車が水没し、脱出した」と職場に電話。
午前5時40分ごろ自宅近くの農地で遺体発見

今回、豪雨もありますが、豪雨がその時なくても水かさが10~20分で増水して冠水し、、

車両が立ち往生して車内水死が相次いだ。

避難中に渋滞で進めなくなっている時に増水して亡くなった例も出ている。

つまり、、これは「予測不可」です。

「今から帰るから、玄関の鍵を開けておいて」と自宅に電話した時なに、、

親御さんも「今は危険だから職場に留まれ」と指示はしていない。

つまりその時点では予測できていないということですから、、

そこを市や上司に怒りをぶつけるのは間違いだと思いますけどね。


原則は、、冠水が見えたら引き返す。

「これ位なら行けるかも」と進むと水没して死んだのが今回の水害です。


これは、、

帰宅の指示とか、上司のせいではなく、、


不幸な事故だったということです。


取り敢えずこの辺で。