日本型BCGで新型コロナの免疫ができる?
「BCG接種が新型コロナにきく」という話が、ネットで出回っている。BCGは子供のとき受ける結核の予防接種なので、これは一見すると医学的に根拠のないトンデモにみえるが、ジョンズ・ホプキンス大学のBCG世界地図を見ると、疫学的な状況証拠は十分ある。
BCGMAP


    A(黄色)はBCG接種を義務づけている国で、日本、中国(武漢を除く)、韓国(大邱を除く)、ロシア、インド、ASEAN諸国、中南米(エクアドルを除く)など、例外なく死亡率が低い(人口100万人あたり死者1人以下)。

    B(青)はBCGの義務化をやめた国。EUでは1980年代からBCGを任意にし、日本のようなハンコ型ではない新しい株になった。右の表のように(小国とイランを除くと)死亡率のワースト10はすべでBCGを義務化していない国だ。特にBCG義務化をやめたスペイン(死者93人)と義務づけているポルトガル(死者6人)の差が印象的だ。

    C(赤)はBCGを義務づけていない国で、イタリア(死者136人)、オランダ(死者25人)、アメリカ(死者4人)。この傾向から考えると、アメリカの死者はこれから数十倍に増えるおそれが強い。インペリアル・カレッジの報告は「集団免疫ができるときの死者は(何もしないと)全米で220万人」と予測している。
(略)
日本型のBCGを義務づけていた旧東ドイツ地域では感染率が低く(1万人中500人以下)、新型の西ドイツでは高い(1000人以上)。
(略)
一見この地図と合わないのはBCGを義務づけているイラン(死者27人)だが、イラン製の特殊なBCG株を使っている。日本型のBCGを接種しているイラク(死者0.9人)とは対照的だ。
BCGを義務化するかどうかよりも、日本型のBCG株がコロナに有効で、新しい株がコロナにきかないのかもしれない。
(略)
いずれにせよ日本人が集団免疫に近い状態にあることは十分考えられるので、どれぐらいの比率で抗体をもっているかを政府が抗体検査でサンプル調査する必要がある。それによって今後の防疫対策は大きく変わる。


西洋人旅行者の安宿の多い西成のオッサンが、、罹患していない。

不思議だなーと何度も書きました。

理由は、、日本で一番「結核菌罹患者が多い地域」です。

あーそういうことかーと、、

ちょっと納得しましたね。

微生物細菌叢も多様で重層だとは思います。

BCGに加えて、工業地帯の大気汚染や薬物カクテルとか、そういう要因の重なり合いですね。


※結核もかなりの死亡率なんですけど注目されていないですね。
世界保健機関(WHO)は28日、結核に関する報告書を発表し、2014年の1年間に世界で新たに結核に感染した患者が推定960万人、結核による死者が約150万人に上ったと発表した。



取り敢えずこの辺で。
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