【詳しく】アメリカ「ロシアのウクライナ侵攻に遅れ」背景は?

2022年2月26日 18時17分

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、アメリカ国防総省の高官は、ロシア軍がウクライナ側の激しい抵抗にあい、首都キエフへの侵攻がロシア側の想定よりも遅れているという認識を示しました。

アメリカ政府の元高官はウクライナ軍がアメリカなどの支援を得て、以前と比べて装備も能力も格段に向上していると指摘していて、アメリカは、前線の防衛の切り札として対戦車ミサイル「ジャベリン」もウクライナ軍に供与してきました。
ジャベリン

「ジャベリン」は戦車などの装甲を貫通する強力なミサイルを標的に向けて自動で誘導する精密兵器で、兵士が1人で持ち運べる機動性の高さからアメリカ軍などが実戦で使用してきました。

ウクライナ軍はこの対戦車ミサイルを使って首都キエフに迫るロシア軍の戦車部隊に応戦しているものとみられます。

ロシアがクリミアを一方的に併合した2014年以降、アメリカはウクライナへの軍事支援を続けてきましたが、当初は殺傷兵器であるジャベリンは供与していませんでした。

背景には、ロシア側を過度に刺激したくないという考えもあったとみられますが、前のトランプ政権は方針を転換し、2018年にウクライナの防衛力強化を理由にジャベリンの供与を決定しました。ただ、ウクライナの制空権をめぐってロシアとの攻防が激しくなっていることから、ジャベリンをはじめ軍事物資を輸送機で運ぶのは難しくなっています。

アメリカ国防総省のカービー報道官は25日、記者会見で「新たな手段を探さなければならないが、自衛のための支援は続ける」と述べ、軍事物資の供与を続けていく方針を強調しました。

メリカ、トランプ前政権でウクライナ政策を担当した元高官は、「ウクライナはアメリカなど外国からの支援を得て強力な軍を作り上げた。装備も能力も格段に向上した」と述べ、ウクライナ軍の戦力は、ロシアが一方的にクリミアを併合した2014年当時と比べ強化されていると指摘しました。

インタビューに応じたのは、2017年から2019年までアメリカ国務省のウクライナ政策担当の特別代表を務めたカート・ボルカー氏です。

まぁ、スティンガーも供与していると思います。

スティンガーミサイル
FIM-92 スティンガー(FIM-92 Stinger)は、アメリカのジェネラル・ダイナミクス社が1972年から開発に着手し1981年に採用された携帯式防空ミサイルシステム。「スティンガー」は、英語で「毒針」の意。





面白いのは、、

何やらジャベリンの発射筒(ロケットランチャー)でスティンガーミサイルも撃てるらしい、、

レイセオン・テクノロジーのミサイル&ディフェンスは対戦車ミサイルなど地対地ミサイル発射するジャベリンランチャー(LWCLU)から地対空ミサイルのスティンガーミサイルを発射し、無人航空機(UAV)を撃墜することに成功したことを発表しました。

ジャベリンランチャー一つあれば、、

地対地ミサイルも、地対空ミサイルも撃てる。

しかも命中精度が高い。

これは凄いです。



ともかく重火器ではなく、携行兵器で戦車も飛行機もヘリも撃ち落とせます。

実際、ロシア軍の戦車も補給機もヘリも戦闘爆撃機も撃ち落とされている。


ウクライナ軍は認証済みフェイスブック(Facebook)ページに、キエフ南方のバシリキーウ(Vasylkiv)で「激しい戦闘」が続いており、ロシア軍が空挺(くうてい)部隊を送り込もうとしていると投稿。26日午前0時ごろには、ロシア軍のヘリコプターとスホイ25(Su25)戦闘機を撃墜、イリューシン76(IL76)輸送機を破壊したと発表した。



これらが補給されていれば、、

ロシア軍は膠着状態になりますね。

撃ち落とされたロシア兵にも家族はいる、当然ロシアで反戦デモも増えるし、プーチン辞めろ!は強くなるでしょう。



トランプはいい仕事しましたね。


厭戦気分のロシアと祖国防衛で士気の高いウクライナ、、、

とにかく早く終わってくれることを願います。




取り敢えずこの辺で。
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