研究に使用された血液は、新型コロナが発生する前の2016~2019年に6カ月から4年にわたってそれぞれ3~7回採取した32人の標本だった。

 研究陣は、彼らの血液にある免疫細胞(CD4+T細胞)が4種のコロナウイルスと変異前の新型コロナウイルスにどのように反応するのかを調べた。その結果、参加者の72~81%が4種のコロナウイルスにそれぞれ普通水準の免疫T細胞反応を示した。
 免疫反応の程度は、新型コロナウイルスに対する免疫反応の2倍だった。 新しい変異株にも似たような免疫反応が予想される

 新型コロナウイルスは、約3万個の塩基で構成されたRNAウイルスで、その構造が4種のコロナ風邪ウイルスと似ている。したがって、コロナ風邪ウイルスで作られた適応免疫体系が新型コロナウイルスにもある程度通じるという推定は、新型コロナ流行の初期からあった。

 例えば、今年1月に英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究陣は、風邪コロナウイルスで生じたT細胞数値が多い人は新型コロナにかかりにくいという研究結果を、国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した。

 新型コロナウイルスにさらされた52人を調査した結果、新型コロナに感染していない26人のT細胞の数値がはるかに多かった

 このT細胞は、ワクチンのようにウイルス表面のスパイクタンパク質に反応せず、ウイルス内部のタンパク質を標的にした。研究を主導したアジト・ラバルニ教授は「ワクチンの標的であるスパイクタンパク質は変異が起こりやすいが、T細胞の標的である内部タンパク質は変異が起こりにくいため、免疫力がはるかに長く持続する」と述べた。

 今回の研究でラホヤ研究所の研究陣は、参加者の血液をコロナ風邪ウイルスのペプチド(アミノ酸の構成単位)および新型コロナウイルスに露出させた。その結果、T細胞と抗体の反応が4種の風邪コロナウイルスに対して安定的かつ持続的に現れることを発見した。また、コロナ風邪ウイルスに対するT細胞免疫反応が強い人たちが新型コロナにも強い免疫反応を示した。子どもの頃にできた免疫が大人になっても維持されるのだ。


で、、

鉄分。

実は鉄分は免疫系にとても大事な役割がある。

上記の「T細胞」。

この増殖には鉄分は不可欠で、、

そして皮膚や粘膜の生成にも鉄分は不可欠です。

つまり一次防衛線の皮膚と粘膜は、亜鉛と鉄が必要。

鉄欠乏は、、細胞性免疫が低下するということです。

ただ、コロナ感染前に鉄分が必要で、、、

予防として必要なものです。

ただ、感染してしまうと鉄分サプリは一旦お休みです。

鉄分が、細菌やウイルスの増殖を助けてしまうということです。

そういう意味では、、

感染によって喉が腫れて飲食できない強制断食状態は、、

体内の鉄を消費して貧血になることで、、、

細菌やウイルスの増殖を抑えることになる。

ラクトフェリンが細菌やウイルスに効くのは、、、

ラクトフェリンが鉄と結合することで細菌やウイルスの鉄を奪い減少させるという理屈です。

鉄と結合するミルク。

ラクト=ミルク、フェリン=鉄、という意味ですね。

このラクトフェリンは
ウイルスに対する効果
ラクトフェリンはC型肝炎ウイルス(HCV)のエンベロープに結合することで、標的細胞への浸入を阻害する。ウシラクトフェリンをC型肝炎の患者に経口投与すると、血中のHCV濃度が低下することが報告されている。ラクトフェリンはHCVの他、B型肝炎ウイルス(HBV)・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)・単純ヘルペスウイルス(HSV)・ヒトサイトメガロウイルス(CMV)・ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)の複製を阻害することが明らかになっている。また、ラクトフェリンは消化管細胞の表面に結合することで、ノロウイルスやロタウイルスの細胞への感染を防ぎ、発症した場合でも症状を緩和する報告がある。
免疫細胞の活性もラクトフェリンの働きですから、、

たぶんコロナウイルスの複製も阻害するはずです。


これも常備しています。

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なんだかんだと、、免疫系えらい喰っていたなと、、今頃気づいています。


あと、夜布団はいってから身体がかゆくなる方、、、

鉄欠乏性のかゆみの可能性アリです。

鉄分の欠乏は蕁麻疹も起こします。

原因不明の蕁麻疹が鉄剤で解決することが多い。

しかしそのメカニズムは未だ解っていないそうです。

鉄瓶や鉄フライパンで調理するか、鉄分サプリで補ってみてください。


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昨年11月に起きた広範囲な「蕁麻疹」も、、鉄欠乏性原因だった様子です。

この研究はまだ進んでいないみたいですね。

ただ原因不明の難治性蕁麻疹に鉄剤投与で治るのは確認されているということです。



血液検査で「フェリチン値」の検査が推奨ですね。



取り敢えずこの辺で。
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