脳腸相関とは、ヒトにおいて脳の状態が腸に影響を及ぼし、逆に腸の状態も脳に影響を及ぼす現象である。脳と腸は自律神経系やホルモン、サイトカインなどの液性因子を介して密に関連していることが知られている。この双方向的な関連を「脳腸相関」または「脳腸軸」と呼ぶ。これは成人だけではなく子供にも見られる。ウィキペディア
これはマジで発達障害あるある。
— ピストバイク82_5 (@de82_5) August 4, 2024
発達障害者は腸が不調な人が多い。
脳と腸は相関関係が強いから脳が不調な発達障害は腸も悪くなりがち。
私は小腸が不調でSIBO(腸内細菌異常増殖症)という病気だ。
頻繁に腹痛があるし当然オナラも多い。
自覚してないだけで腸が不調な発達障害者は多いと思う。 https://t.co/O6bEM6bbEY
腸活したら部屋片付けれるようになったんやけどつまりそういうこと?
脳腸相関の研究は色んなところでおこなわれているし、自閉症児に対する腸内細菌叢移植手術の臨床研究も行われているから、あながち間違いではない。
自閉スペクトラム症児の腸内フローラの乱れを発見【本件のポイント】
■早産で生まれた自閉スペクトラム症児の腸内フローラの特徴を解明
■定型発達児と比較して多様性が高く、構成も大きく異なる
■自閉スペクトラム症の病因解明や治療法に繋がる可能性学校法人関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)小児科学講座(教授・金子一成)藤代定志助教らの研究チームは、世界で初めて自閉スペクトラム症(以下「ASD」)を持つ早産児※1 の腸内細菌叢(腸内フローラ)の特徴について検証し、発達障害のない定型発達(以下「TD」)児の腸内フローラと大きく異なることを発見しました。近年、ASD を含めた様々な神経発達症※2 児において「腸内フローラの乱れ」が報告されており、神経発達症児の腸内フローラについての研究が注目されています。本研究では早産で生まれた児を対象とした ASD児における腸内フローラの乱れの特徴を明らかにしました。この研究成果は ASD の病因解明や新たな治療法の開発に繋がることが期待されます。
ASD 群では TD 群に比べて腸内フローラの多様性が高いことが分かりました。また、ASD
児の腸内フローラの構成は TD 群と比較して、門レベル※6 では Firmicutes※7 が多く、目レベル※6 ではClostridiales※7 目 が 多 い こ と が 分 か り ま し た 。
また、種レベル ※6では Ruminococcus gnavus※7,Bifidobacterium※7 longum※7 が有意に多く、Megasphaera species※7 と Sutterella wadsworthensis※7 が有意に少ないことが分かりました。
この中でも、Ruminococcus gnavus※7 は腸管粘液の主成分であるムチンを分解して粘膜層を脆弱化することが報告されており、この作用により腸内細菌が血管内に入り込み、ASDの発症に寄与している可能性があります
>Ruminococcus gnavusは腸管粘液の主成分であるムチンを分解して粘膜層を脆弱化する
また 種腸内細菌叢の乱れが川崎病発症リスクか
川崎病に罹患後 1 年が経過した子どもの腸内細菌叢の特徴を解明
川崎病の既往のある子どもの腸内細菌叢では、アレルギー疾患や自己炎症性疾患と関わる細菌で、炎症を引き起こすことで知られるRuminococcus gnavus※1 group が多く、炎症を抑える作用のあるBlautia※2が少ないことが分かりました。
このことから、腸内細菌叢の特徴的な乱れは川崎病の発症リスクである可能性があります。
https://www.kmu.ac.jp/news/laaes7000000qtwg-att/20231107Press_Release.pdf
Ruminococcus gnavusは炎症を起こし、、
Blautia(Blautia coccoides)ブラウティア コッコイデスは、0.6~1.0 × 0.6~1.5マイクロメートルのグラム陽性球菌あるいは球桿菌で短く連鎖することもあります。偏性嫌気性菌であり、非運動性で芽胞を形成せず、糖代謝の主要な代謝産物は、酢酸、乳酸、コハク酸、エタノールおよび水素です。ヒトや動物の糞便から分離されます。本菌は、ヒト腸内における最優勢菌のひとつであり、高齢者や糖尿病、肝硬変、大腸がん、乳がんなどをはじめ種々の疾患の患者腸内で減少していること、本菌による感染症の報告がないこと、などからも有用菌のひとつと考えられています。日本人の腸内では、欧・米・中国等の外国11か国の人々と比較して、本菌を含むブラウティア属が優勢であることが報告されています。また、日本人の食生活(和食)の特徴として麹を含む食事が多いですが、麹に含まれるグリコシルセラミドを摂取させたマウスの腸内では本菌が増加することが報告されており、グリコシルセラミドはブラウティア属を増やす因子として注目されています。
A:グルコシルセラミドは米やトモロコシ、こんにゃく、パイナップル等のさまざまな食品に含まれている成分です。Q:グリコシルセラミドはどのような食品に含まれていますか?
目安として、こんにゃく由来であれば0.6mg/日、パイナップル由来であれば2mg/日、米由来では1.8mg、トウモロコシ由来で2mg/日程度が摂取できるサプリメントを選ぶのがおすすめです。
米由来グルコシルセラミド 、ビタミンB12、ビタミンC 、ビタミンE 、葉酸、コラーゲンペプチド